まとめも

大事だと思ったこと、困ったところのメモ

IoTに関わって感じたこと

IoTとは

Internet of Things とは、あらゆるものをインターネットにつなげることで面白いことが出来るのはないかという考えで、現在業界のトレンドと言われています。 あらゆるもののデータを集めることでこれまで見えてこなかった情報が得られるのではと期待されています。

実際にIoTに関わって

コンピュータは気温の変化や水に弱い

コンピュータは本来空調の効いた快適な部屋に設置され使われるものです。現代では、スマートフォンのほとんどが防水・防塵に対応している時代となり、この当たり前のことを忘れがちですがコンピュータは精密機器であり、水に近づけることは危険なことなのです。

コンピュータが動くためには電気が必要

コンピュータを動かすためには電気が必要です。最近のスマートフォンは大容量バッテリーを積んでおり3000mAhを超えることも普通のこととなってきています。そのため、1日心配せずに使えるようになりましたが、IoTは厳しい環境に設置されることもあり、その場合は電池で動かすのですが、充電電池のエネループの最も性能が高いモデルで2500mAhです。これらが意味する事は、スマホ1台の電池より少ない電気で半年から1年程度動かすということです。

何事も物理が大切

物理とは、ケーブルやコンピュータそのもののことを指します。トラブルが起こるほとんどが物理障害であるといわれています。 特にIoTでは、機器が屋外に置かれることもあり、機会にとって過酷な環境です。そのため、物理的なトラブルも起こりやすくなります。 通常のコンンピュータは屋内かつ空調の効いた部屋に置かれることが多いので、気温の変化はそれほど大きくありません。一方で、屋外に設置された場合1日の気温差が10℃以上あることも珍しくありません。夏の昼間と冬の夜明け前は、特に過酷な環境と言えると思います。

このような環境で、安定してシステムを動かすことはとても厳しいことであるように感じました。 一方で、このような困難を乗り越えて安定して動くシステムを構築するこの過程こそIoTの醍醐味なのかもしれないとも感じました。

言葉の一人歩き

ビッグデータクラウド、IoTこれらは、キーワードが注目されとりあえずやっておこうみたいな企業が多いように感じています。 目的を持ってやる事が大切だと思うのですが、方法が目的になっていて意味のわからないことになっているように感じています。

私は、この3つの言葉はとても密接な関係がある言葉であると思います。  IoTは、あらゆるものから情報を集めて面白いことをしようという考え方  ビッグデータは、多くの情報から傾向を見つけ出し、その傾向を利用してマーケティングを行ったり、将来の予測を行ったりしようという考え方  クラウドはネットワーク上のコンピュータに情報を置いておいてそこに情報を集めどこからでもアクセスすることができるようにしようという考え方 これらから言えることは、多くの情報を効率良く集め、利用しようということです。 これからは、多くの情報をどのように使うかということが課題となってくるのではないかと考えています。いずれAIがこれらの情報を処理するようになると思っていますが、そのAIプログラムが完成するまでは、人間がすることになるでしょう。